モナリザ症候群とは
交感神経の働きが低下すれば、代謝量が減るため、同じ食事量でも、消費カロリーが低下することで肥満につながことが予測されます。米国のブレイ教授は、実際の肥満者で、交感神経の働きが低下していることを、調べて, 1990年に神戸で開催された国際肥満学会で、 ”肥満者の大多数は交感神経の働きが低下している。Most obesity known are low in sympathetic activuty.” という演題名で発表しました。この演題の頭文字から交感神経の働きが低下することにより摂取カロリーが少なくても太りやすくなる状態のことを、モナリザ症候群と呼ぶようになりました。必ずしも, 医療の現場では浸透していません。
日本ダイエット協会では、モナリザ症候群の状態にならないためには, 日常で、翌日に疲れを残さない程度の運動を取り入れることを推奨しています。