間食は, 「何を食べるか」だけでなく「いつ食べるか」も重要
糖尿病予備群や血糖値が気になる方にとって、
「何を食べるか」だけでなく、「いつ食べるか」も大きなポイントです。
日本糖尿病学会による『健康食スタートブック』では『間食は主治医と相談し、適量を工夫して摂る』ことが推奨されています
また、アメリカ糖尿病学会(ADA)でも、低血糖防止や血糖の安定化のために、適切なタイミングでの軽い間食は有効であるとされています 。特に昼食〜夕食の間に15〜30gの炭水化物を含む軽食を摂ることで、インスリンの負担を軽減し、過剰な血糖上昇を防げるとされています

間食なし(昼食から夕食まで空腹)では、夕食時に急激な血糖上昇(スパイク)が見られます。
間食あり15時ごろ軽食を摂取)では、血糖の上昇が緩やかで、インスリンへの負担も軽減されています。
一方、「夕方遅くや就寝前の間食は、肥満や血糖制御不良の原因になる」とも報告されており、日本糖尿病学会のガイドラインにも明示されています 。」